パネルディスカッション

キャリア採用のメンバーによるパネルディスカッション

Session03は、磯崎社長とキャリア採用で入社された山形さんと才木さんによるパネルディスカッションを行ないました。

パネラー紹介
キリンホールディングス株式会社代表取締役社長

磯崎 功典

キリンホールディングス株式会社
代表取締役社長
キリンビール株式会社マーケティング部長(兼務 商品開発研究所 所長)

山形 光晴(2015年入社)

キリンビール株式会社
マーケティング部長(兼務 商品開発研究所 所長)
キリンホールディングス株式会社経営企画部 主幹(兼務 キリンビール株式会社 企画部)

才木 淳(2017年入社)

キリンホールディングス株式会社
経営企画部 主幹(兼務 キリンビール株式会社 企画部)

――まずはお二人の簡単なプロフィールを教えてください。

山形「私は現在、キリンビールのマーケティング部の部長として、マーケティングに関わる全般を担当させていただいています。以前はP
山形「私は現在、キリンビールのマーケティング部の部長として、マーケティングに関わる全般を担当させていただいています。以前はP&Gにて、16年間勤務していました。前の会社で担当していたのは、色々なブランドのマーケティング業務。神戸で10年以上勤務し、アメリカとシンガポールでの駐在も経験しました。2015年にキリンビバレッジに入社し、その後、キリンビールに異動となり、現在に至ります」
才木「私がキリンに入社したのは2017年です。現在は、キリンホールディングスの経営企画に在籍しており、事業や会社の買収・売却などの提携業務を担当しています。また、新規事業の立ち上げに関する検討などを行っています。以前は、東芝で経営企画の仕事をしていました。仕事的には、前職と同じような仕事を今も手掛けていることになります」
才木「私がキリンに入社したのは2017年です。現在は、キリンホールディングスの経営企画に在籍しており、事業や会社の買収・売却などの提携業務を担当しています。また、新規事業の立ち上げに関する検討などを行っています。以前は、東芝で経営企画の仕事をしていました。仕事的には、前職と同じような仕事を今も手掛けていることになります」

――早速ですが、山形さんがKIRINにplus+したこと についてお聞かせください。

山形「私がキリンにplus+できたと思うことは、“違う見解や考え”です。色々な考え方を伝えるというのは、私が入社してからの役目だと思っていたので、あえて周囲に伝えるようにしていました」
山形「私がキリンにplus+できたと思うことは、“違う見解や考え”です。色々な考え方を伝えるというのは、私が入社してからの役目だと思っていたので、あえて周囲に伝えるようにしていました」

――KIRINが山形さんにplus+したことはいかがですか?

山形「お酒を飲めるようになったということですかね(笑)。あとは、役員の方だけでなく社員の方の視座の高さにも驚きました。会社や社員のために、自分が貢献したい、成果を出したい、という熱い思いを持って取り組まれているのがとても新鮮で。自分の視点が広がったことで、人としても少し成長させていただいたのかなと思います」
山形「お酒を飲めるようになったということですかね(笑)。あとは、役員の方だけでなく社員の方の視座の高さにも驚きました。会社や社員のために、自分が貢献したい、成果を出したい、という熱い思いを持って取り組まれているのがとても新鮮で。自分の視点が広がったことで、人としても少し成長させていただいたのかなと思います」
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――なるほど。続いて才木さんのplus+について伺います。

才木「私がKIRINにplus+したことは一生懸命考えたのですが、自分が実感していることはあまりないかもしれません。前職の経験やノウハウは活かせているかなと思いますが、それがplus+になっているかは正直分からないですね。KIRINが私にplus+したことは、分け隔てなくチャンスを与えていただいたということでしょうか。入社年数が少ないから、こういう仕事はまだ難しいのでは?ということもなく任せてもらえる。分からないところがあったとしても、周りの人が助けてくれます。そういう組織は個人的に非常に働きやすい環境だなと思います」
才木「私がKIRINにplus+したことは一生懸命考えたのですが、自分が実感していることはあまりないかもしれません。前職の経験やノウハウは活かせているかなと思いますが、それがplus+になっているかは正直分からないですね。KIRINが私にplus+したことは、分け隔てなくチャンスを与えていただいたということでしょうか。入社年数が少ないから、こういう仕事はまだ難しいのでは?ということもなく任せてもらえる。分からないところがあったとしても、周りの人が助けてくれます。そういう組織は個人的に非常に働きやすい環境だなと思います」

――磯崎さんから見て、お二人がKIRINにplus+したことはどんなことですか?

磯崎「本人を前にしてなかなか話しにくいのですが(笑)、山形さんはKIRINのマーケティングカルチャーに新風を巻き込んでくれたことだと思います。当時はKIRINが苦しいときで、社内外からプレッシャーもある時期でした。山形さんの面接に立ち会ったとき、非常に熱い思いを持ってこられていたので、ここに賭けるしかない、と思いましたね。一方、才木さんは、昔からこの会社にいるような感じで、溶け込むのが早かったなと思います。才木さんは証券会社の営業マンも驚くほど頭が抜群に切れるのに、非常に謙虚で、淡々と仕事を進めていくんですよ。彼がいなければ我々は立ち行かないくらいの存在感があると思います。これは決しておべんちゃらではなく、事実をお話ししています」
磯崎「本人を前にしてなかなか話しにくいのですが(笑)、山形さんはKIRINのマーケティングカルチャーに新風を巻き込んでくれたことだと思います。当時はKIRINが苦しいときで、社内外からプレッシャーもある時期でした。山形さんの面接に立ち会ったとき、非常に熱い思いを持ってこられていたので、ここに賭けるしかない、と思いましたね。一方、才木さんは、昔からこの会社にいるような感じで、溶け込むのが早かったなと思います。才木さんは証券会社の営業マンも驚くほど頭が抜群に切れるのに、非常に謙虚で、淡々と仕事を進めていくんですよ。彼がいなければ我々は立ち行かないくらいの存在感があると思います。これは決しておべんちゃらではなく、事実をお話ししています」
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――みなさんにお伺いしたいのですが、今後さらにKIRINにplus+していきたいことはありますか?

才木「今後、KIRINグループは医と食をつなぐ事業など、新しい柱に注力していくことになると思いますが、その際に外部との提携などでバックアップできればと思っています。新しいことはお金がかかりますし、リスクが高いものです。しかし、リスクがどれくらいあるのかを共有し、合意をいただければ、積極的にリスクをとりに行きたいと思っています」
才木「今後、KIRINグループは医と食をつなぐ事業など、新しい柱に注力していくことになると思いますが、その際に外部との提携などでバックアップできればと思っています。新しいことはお金がかかりますし、リスクが高いものです。しかし、リスクがどれくらいあるのかを共有し、合意をいただければ、積極的にリスクをとりに行きたいと思っています」
山形「私がこれからやりたいことは、人材育成ですね。あとは個人的には、マーケティングの仕事にイノベーションを起こしていきたいと思っています。私一人でできることは全くありませんが、そういったチャレンジを受け入れる風土や仕組み、場ができるように働きかけていきたいです。10年後20年後に振り返ったとき、“あのときが転換点だったな”と思えるようなplus+をしていきたいですね」
山形「私がこれからやりたいことは、人材育成ですね。あとは個人的には、マーケティングの仕事にイノベーションを起こしていきたいと思っています。私一人でできることは全くありませんが、そういったチャレンジを受け入れる風土や仕組み、場ができるように働きかけていきたいです。10年後20年後に振り返ったとき、“あのときが転換点だったな”と思えるようなplus+をしていきたいですね」
磯崎「社長が一人でできることは限界があります。ただし、社長だからできることもあります。それは環境を作るということですね。環境整備委員というような立場で、イノベーションを生みやすい風土や環境を作っていくことが、私のミッションだと思っています。人はチャレンジすることで初めて成長しますし、イノベーションが生まれていきます。そうした環境を作るということで、私は貢献したいと思っています」
磯崎「社長が一人でできることは限界があります。ただし、社長だからできることもあります。それは環境を作るということですね。環境整備委員というような立場で、イノベーションを生みやすい風土や環境を作っていくことが、私のミッションだと思っています。人はチャレンジすることで初めて成長しますし、イノベーションが生まれていきます。そうした環境を作るということで、私は貢献したいと思っています」
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この後は質疑応答の時間。キャリア採用で入社された方ならではの鋭い質問が飛び交いました。

参加者の声

キャリア採用者として先に活躍されている方々が、どのような意識で、どのように業務に変化をもたらしたか、具体的に聞くことができて大変勉強になった。
キャリア採用者として先に活躍されている方々が、どのような意識で、どのように業務に変化をもたらしたか、具体的に聞くことができて大変勉強になった。
磯崎さんをはじめ、キャリア採用の先輩方の率直なお考えに触れることができて、自分に足りないことや成長させなければならないことをあらためて認識出来た。
磯崎さんをはじめ、キャリア採用の先輩方の率直なお考えに触れることができて、自分に足りないことや成長させなければならないことをあらためて認識出来た。
山形さんの「覚悟」が印象に残った。山形さん、才木さんともにキャリア入社とのことで、考え方が非常に参考になった。
山形さんの「覚悟」が印象に残った。山形さん、才木さんともにキャリア入社とのことで、考え方が非常に参考になった。
お二人ともKIRINへのリスペクトを持ちつつ自身の経験を生かしてこられたのが伝わってきました。
お二人ともKIRINへのリスペクトを持ちつつ自身の経験を生かしてこられたのが伝わってきました。

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