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「明日」を見ながら、
まずは「今日」を頑張る。

医薬事業本部 京滋支店
2012年入社 薬学部卒

研究者志望からMRへ。
その先にある「自分」も見えてきた。

小学校5年生の時、祖父がガンで亡くなりました。大切な人を苦しめたガンを治す薬をつくりたい。そんな思いで研究職をめざして薬学部へ。でも実験に明け暮れる毎日に居たたまれず、そこに自分の居場所がないことを知りました。研究室より、外で多くの人と関わる仕事がしたい。視点を移したその先にMRという仕事があり、人にやさしい社風にひかれてシオノギを選びました。

それから5年、京都第三営業所が私の仕事場。限られた一日の時間の中で、一人でも多くの先生と直接会ってお話したいからと、担当エリアの中京区を飛び回る日々。何事も効率優先の世の中だけど、足で稼ぐのが私の流儀です。

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あわて者だから、失敗はしょっちゅう。勝手な思い込みでお門違いな情報を提供し、先生を怒らせたことも。でも誰にも負けない強みもあります。いちばんは、笑顔と明るさ。失敗をしても誰かに話せばケロッと忘れられるし、負けず嫌いで数字(売上)が目標に届かないと悔しくてたまらない。悔し涙も嬉し涙もたくさん流しながら、充実した毎日を過ごしています。

仕事の喜びも、分かってきました。思い出すのは初訪問の時、「話すことは何もない」とけんもほろろだった先生が少しずつ心を開き、私がご提供した過去の実績や症状改善の事例を参考に、うつ病の治療薬を初めて使ってもらえたこと。「患者さん、劇的に良くなったよ」。先生の笑顔を、今でも忘れません。 5年目にもなれば、任される仕事も増えました。若手MRの勉強会をとり仕切ったり、自社製品のプロモーターとして情報発信したり。でもまだ知らないことはいっぱいある。MRとして一人前に成長できたら、海外とつながりのある仕事もしたいし、MR活動を支援する仕事にも挑戦したい。天国の祖父に恥ずかしくないよう、もっともっと頑張ります。