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自分の成長を感じるだけでなく、世界中の多くの患者さんを

救える医薬品を造り上げる仕事に喜びを感じます。

2010年入社 医学薬学教育部 薬科学専攻卒

Q1.業務内容とやりがいは?

薬理活性を有する開発化合物、つまり“クスリの種”を医薬品にして患者さまに届けるための研究をしています。患者さまに高品質な医薬品をいち早く届けるため、製剤研究センターの研究員は“クスリの種”に対して、最適な剤形や投与経路を選定し、安定的に医薬品を供給できる製造プロセスを設計しています。海外のグループ会社や企業と共同で研究開発を進める機会も多く、多様な経験を通じて自分の成長を感じるだけでなく、世界中の多くの患者さんを救える医薬品を造り上げる仕事に喜びを感じます。

Q2.実際に、入社してみて率直な感想は?

製剤研究は失敗と成功の繰り返しです。如何に効率よく短期間で成功に導くためには、薬学・工学といった製剤の基本的な知識のみならず、各種レギュレーションやガイドラインといった広範な知識習得も必要です。日々進化を続ける科学技術を製剤研究に取り込むべく勉強の毎日ですが、社内研修制度や海外留学制度といった成長の機会がたくさんあり、自分の知識や能力を高める環境が整っていると思います。

Q3.職場の環境や雰囲気は?

製剤研究センターでは、若手の内から責任ある業務を任されることも多く、主体性を持って取り組む必要があります。時にチャレンジングな課題も生じますが、研究員たちでディスカッションを繰り返し、また助け合うことで高い壁を乗り越える風土があります。さらに、「優れた医薬品を患者さまに届ける」という共通の思いを実現するため、最新の製剤技術の調査や研究に皆さん意欲的です。

Q4.日常の失敗や悩みはどのように解決している?

日常の業務や実験を行う上で入念な準備と調査は重要ですが、時に想定していなかった課題にぶつかります。うまくいかなかった時は“なぜ”という原因追究と、“どうすれば”という改善サイクルを回すように心がけ、たとえ小さなミスでも再発防止に努めています。一人で解決できない悩みがある場合、経験豊かな先輩方や同僚、多様な分野に強みを持つ部門外の研究員とディスカッションを行い、自分ひとりでは限られていた視野を広げ、課題解決の糸口を見つけています。

Q5.今後、チャレンジしていきたいこと、将来の夢は?

優れた医薬品をいち早く患者さまに届けるために、私自身も日々勉強を続け、これまでの製剤研究の在り方にインパクトを与える技術革新を行うことが私の夢です。その結果、患者さまや医療従事者の皆さんにより使いやすい薬を届けると共に、シオノギの強いプレゼンスをグローバルに誇示させたいです。また、海外の企業と協業する機会が増える中、グローバルに活躍できるコア人材への成長を目指して、グローバルな視点や語学力、折衝能力を鍛えたいと考えています。

Q6.就職活動されている方へのメッセージを!

就職活動は、これまでの自分と向き合い、自分の性格や適性、やりがいとは何なのかを考える良い機会だと思います。会社で働く期間は、大学・大学院で学ぶ期間よりはるかに長く、これまで学んだことを礎に挑戦できることもたくさんあると思います。製剤研究の仕事は失敗と成功の繰り返しですが、世界中の多くの患者さまを救うことができるやりがいのある仕事です。シオノギファミリーの一員として、主体性を持って共に挑戦できる仲間を待っています。