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モニタリング活動により収集したデータが、

患者さんの健康にかかわるものであるということを考えると、

強い責任感が求められます。

2012年入社 薬学部卒

(2018年度時点)

Q1.業務内容とやりがいは?

私は臨床開発部に所属しており、薬の卵である化合物を各国規制当局に薬として認めてもらうために、有効性及び安全性に関するデータを集める臨床試験(治験)の運営に携わっています。具体的には、実際に医療機関を訪問して治験に参加いただいている患者さんのデータが正しく収集されているかを確認したり(モニタリング)、治験を円滑に進めるために治験支援業務委託会社(CRO)と協議したり、治験を計画通りに進めるために社内各部署と連携を図って調整を行ったりと業務内容は多岐にわたります。自身の立案した計画内容やモニタリング活動により収集したデータは、将来薬となった際に患者さんの健康にかかわるものであるということを考えると強い責任感の求められる仕事です。一方、最先端の薬学的治療を医師や患者さんに提供し、その効果をいち早く確認できることから、製薬業の業種のなかでも特に医療現場への貢献を実感しやすいことを魅力に感じています。

Q2.実際に、入社してみて率直な感想は?

教育に非常に熱心な会社であると感じました。新人期間のトレーナー制度のみならず、開発職員全体に対して実施される定期的教育、外部講師を招いての業界の最新知識の共有など、教育体制が整っており社員全体を会社で育てていくという社風を感じます。

Q3.職場の環境や雰囲気は?

入社当初は内資の固い会社で、上下関係も厳しいのだろうかと不安に感じておりましたが、実際入社してみるとそんなことは全くなく、上司や先輩にフランクに意見を言える雰囲気があります。また、開発オフィスで導入されているフリーアドレス制度により、他部署の方と話しをする機会も多く、風通しの良い職場環境が整っています。

Q5.今後、チャレンジしていきたいこと、将来の夢は?

現在、グローバル関連の業務を任されておりますが、現時点では日本の先輩も含め欧米の担当者に経験も知識もまだまだ適いません。毎日の業務から一つでも多くのことを学び自分の糧とし、この分野なら誰にも負けないと言える専門性を身につけ、自身の存在をアピールすることで、将来はグローバル開発で必要とされる人材とになっていきたいと思います。

Q4.日常の失敗や悩みはどのように解決している?

業務上うまくいかないことがあった際には、チームの先輩や上司と相談することで解決策を見出しています。相談する前には、問題点の整理、自分なりの解決策を用意しておくことで、相手にかける負担を最小限にし、以降同様の問題に直面した時にひとりで対応できるよう準備することを心掛けています。また、気分転換に業務スペースを移動したり、仲の良い先輩や友人とたわいのない会話をしたりして、自分でストレスを抱え込みすぎないようにも気を付けています。毎月設定されているエコ日には、仕事を忘れて英気を養います!

※エコ日:遅くとも18時までに退社するように全従業員一律に定められている日

Q6.就職活動されている方へのメッセージを!

このHPを見られている多くの方が医薬品開発に興味を持たれていることと思います。正直に言えば、開発業務の進め方そのものはおそらくほとんどの会社で大きくは変わらないと思います。その中で企業選びの軸となるのは、そこで働く人々と自分が一緒に働きたいと思えるかどうかだと思います。現場の雰囲気を調査することは容易ではありませんが、会社説明会などの機会を最大限に活用し、なるべく多くの人と接して、「この人達と働きたい」と思える会社を見つけてください。